保育園の様子

何がはじまるのかなぁ~

昨年度はコロナ禍で外部の講師や団体が関わる行事が一切中止となりましたが、今年度は対策を講じながら行うこととなり、8月の鑑賞会は係として、子ども達にどんなものを見せたら良いかとねらいを元に考えていきました。
そして、コロナ前は例年お世話になっていた人形劇サークルドリームさんに、また人形劇をお願いすることにしました。なかなか間近で人形劇を見る機会もないので、全園児が楽しめる活動としてドリームさんと打ち合わせを行い準備を進めました。

いよいよ鑑賞会当日も差し迫って来た頃に、仙台市内でコロナウイルス感染者数の急激な増加…このまま予定通り行ってもいいのか…とドリームさんや園内でも話し合いを重ね、感染対策を万全にしながら当日を迎えました。

当日は、朝から「今日の鑑賞会〜何見れるんだろ?」と子ども達の口からワクワクの声がチラホラと聞こえるほど、みんな楽しみにしているのが伝わってきました。
ホールに入るとステージに設置された舞台を見て、子ども達の目は期待に輝き釘付けになっていました。
人形が出てくると、リズムに合わせて手を叩いたり歌を口ずさんだり・・
うさぎのダンス、はらぺこあおむし、バナナの親子は、0~1歳クラスの赤ちゃんたちも一緒に楽しみ、「そらまめくんのベッド」「ぐりとぐら」は2歳~5歳クラスの子ども達が鑑賞。30分という時間で様々な人形劇を観て楽しんでいました。

人形劇
人形劇
人形劇
人形劇鑑賞
人形劇鑑賞
人形劇

バナナの親子ではドリームさんから『南の島に行ったことがある人〜』の問いかけに対し『はーい!』と答える子もいたり、人形劇を観るだけでなく、先生達とは違う初めて出会う司会の人とのやりとりもあり、普段とは違う経験ができた楽しい時間でした。
大きいクラスの子ども達は、人形劇で観た内容を思い返しながら友達同士で話していたり、子ども達の会話の中からも活動の余韻が感じられました。

子どもに何かを下ろしていく際は、今のこども達には何が必要で何を知らせていきたいかを考え、今楽しんでいるものは何か等、各年齢に合わせた物を用いて知らせ、一人一人の感情や印象、様々な形で心に残るものを提供できるようにしていきたいと考えて行っています。

平成16年4月採用 (経験5年あり)17年目  宮城

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