作品を通して保育を深める

園内研修を行いました。
マードレ保育園では年間を通して計画を立て、定期的に園内研修を行っています。クラスの子どもの関わりをより良いものにするために個々の関わり方や対応で悩んでいる事を話し合うケース会議や、テーマを決め、それについてみんなで意見を出し合う機会を作っています。

一つのテーマが決まった製作活動

みんな同じテーマのこいのぼり製作でも各学年ごとで様々な作品が出来上がります。先日は各クラスのこいのぼり製作を基に活動のねらいや導入の仕方、工程やどんな事前活動が出来るかなどを話し合っていきました。グループ討議で出来上がった作品の写真を見ながら疑問点等も出し合う事でより良い方法に気付くことが出来たり、大きいクラスになるにつれて自由度が上がり子どもたちが自分たちで選択しながら作っていけるという発達の違いを感じる機会となりました。

また、活動も様々な経験をすることで、その後の遊びに繋がり、積み重ねから成長を感じたり、継続性がある事にも保育の楽しさを感じます。子どもたちも様々な経験から様々な発見があり、一つの作品を完成させる度に達成感を感じます。保育において正解は一つではなく、色々な意見を聞く事でなるほど、こんな取り組み方もあるんだと感じます。話し合い深めていく事でより良い保育に繋がり、経験年数に関わらずみんなで切磋琢磨していく事で保育の質の向上に繋がります。何年経験を重ねても日々勉強だなぁと感じます。

平成22年1月採用　12年目　清野